イム・テギョン&バラダンクリスマスコンサートの後記

  • 私の後記

2010年 12月 21日はテギョンさんが 2006年以後初めて日本で公演をした日付だ. 2007年、私が日本へ初めて来て日本のファンと約束したことはテギョンさんが日本で公演をする日, 私もまた日本へ来ますというのだった.
その日はその約束が実現した日だった.
クロスオーバーテナーとしては初めて日本の大衆の前に歌を歌うテギョンさん.
韓国では歌手として公演をたくさんした彼だが, 21日は特に緊張した姿だった.
私もやっぱり多い日本ファンに歌手としての彼を紹介するから緊張した.

2部の最初曲はドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』(大長今)から「♪阿茫然(ハマンヨン」。
私もこの曲はライブで初耳なことだったから大好きだった.

続いて彼はミュージカル『冬のソナタ』より「♪My Memory」を歌いました。私はこの曲をそのミュージカルで聞いた事がないからいつもミュージカルでの彼の姿はどうかな分かりたい。また韓国ではそのミュージカルをしたことがないからいつも見たい。その日の「♪My Memory」はいいけど少し心細い感じがした.何が問題なと思っていた。

続いてドラマ『朱蒙チュモン)』から「♪初めての時のように」。その曲は2007年彼の誕生日に彼が初めてファンに歌ったのが覚えた. あの時大好きで胸を打たれた. 
その曲は最後の部分が本当に高音が多くの曲なので心配していたが,あれ!少し.. 声が良くなかった!
心配がもっとなった.

続いてミュージカル『モーツアルト』から「♪僕こそミュージック」。幸いにこの曲からは少しずつ良くなり始めた.
日本のファンにも親しい曲だったから反応も良かった. 私は彼がこの曲を選曲した時に非常に驚いた.彼は日本ファンに親しい曲を聞かせたかったのだ.

彼は歌を終わって初盤に自分の声が良くなかった理由を話した. 日本での始めて公演だったから緊張をして公演に入って来る前にお水を急いで飲もうとしてむせぶのだ. やっぱり鋭敏な人だ.
しかしもっと熱心に歌を歌うと言った. そんな理由で彼の歌をますます好良くなり始めた.

ミュージカルナンバー『CATS』から「♪メモリー」。この曲は彼の美しい声をいっそう引き立つようにしてくれる曲だった. ますます彼の慌惚な声にすべての観客たちが落ちこみ始めた.

続いてエディット・ピアフの名曲「♪愛の讃歌」をフランス語で歌った。
彼は高校時代にスイスで勉強したから, フランス語とドイツ語ができるし, 大学の時はアメリカで勉強したから英語にうまい. 彼のフランス語歌を聞く時ならいつも感動を感じるし, 彼のドイツ語歌を聞いて, たまにセクシーだと考えている.

今度日本旅行をした時, 劇団四季宝塚大劇場の公演を見た時, 日本のファンは非常に静かだと感じたが, 「♪愛の讃歌」が終わる時、日本ファンの反応は本当に熱情的だった. その大きい喊声を忘れることができない.

ミュージカル『ジキルとハイド』から「♪This is The Moment。この曲が彼の公演の最後の曲だった.
7曲しか聞くことができないことがあまり切ない. この曲はいつも彼の最高の曲だ. 私は彼が他の歌手たちよりこの曲を一番よく歌うと思う. 今度公演でもやっぱり彼は最高の歌をプレゼントした.

この歌が終わると日本のすべてのファンは "アンコール"を叫んだ. 感激的な瞬間だった. 彼の公演が大成功だという感じだった.

司会者がバラダンの演奏に引き続き彼がアンコール曲を歌うと話した.

アンコール曲は「♪オー・ホーリー・ナイト」。クリスマスを記念したこの曲も素敵に歌った.
この曲が終わっても日本ファンはまたアンコールを叫んだ. 司会者が場内を整理するメントをした瞬間, 彼がまた現われた. 彼は伴奏もなしに「♪My Memory」を歌った。そして歌詞に合わせながら退場した.

日本のファンは笑いながら見送った。